小ネタ・システム

黒い砂漠/南西部関所のザビエロ・ヴィッテロは地味に好きなNPCです(声優の好演)

黒い砂漠の世界には無数のNPCがいて、ある程度重要なNPCにはそれぞれ声もあてられているのですが、

声優の演技は凝っていて、唯一無二のリアルなキャラクター像を生みだすのに成功しています。

これは特に日本の声優のお話ではあるのですが、斧を取ろうとふんふんふんふん言っているザビエロ・ヴィッテロに至っては英語も韓国語でも特徴でまくりです。(笑)彼の斧を引き抜こうとするモーションもとてもリアルでよく動きます。

楽しくなってきたのでボイスをテキストに起こしつつ、彼の周辺事情を考えてみます。


ザビエロ・ヴィッテロのボイステキスト

「手助けは え~いっ! 必要ない んんっ! あまりにも強く振り下ろしたぁ~んんっ! 俺のせいだ」

斧が刺さっている先にはレッドオークを象徴する仮面のようなものが飾られています。

こうなった経緯は不明ですが、「レッドオークは撲滅すべし!」の精神で振り下ろしたのは間違いがないのでしょう。

「最近監視塔で えぃっ 闇の勢力が陰謀をっ……んんっ! 企んでいると聞いた」

メインクエのセレンディア編の3つの選択肢のうちどれかで、監視塔で闇の勢力(シャドウナイトとか)と戦う内容があります。(一番左だっけ)

「クリフの代わりにっ んん 俺がこの無法地帯をおおぉーっ! 死守するつもりだ」

ハイデルの英雄と讃えられている西部キャンプのクリフですが、彼も年を取りました。(でも渋おじ)

ザビエロ・ヴィッテロとクリフは仲が良いようです。ヴィッテロは年老いた彼に代わり、または助け合い、ハイデルの西――南西部関所を治めるべく奮闘しています。

「レッドオークは んんっ… 俺とは不倶戴天の んあぇ! 敵だっ!」

クリフの後任の一人とも言われているザビエロ・ヴィッテロ。でも彼はレッドオーク掃討および牽制の総括任務にあたり、あまり良い功績を残していない様子です。

誰かの小言によれば、

『アルグレンは体長候補として間違いないが感情の変化が激しいのが問題だ。
 エルバーノ・ティト?確かにその熱い性格は認めるが
 先を見るすべがなく自己中心的だ。
 ザビエロ・ヴィッテロ?指導力は優秀だが
 レッドオーク相手に手も足も出ない状態だ。
 戦闘力が足りないんだよ。けっ!
 まったく、3人を1人に合体させればいいんだけど……(ため息)』(セレンディア冒険日誌V 「クリフの後継者は?」より)

ヴィッテロは戦闘方面はいまいちな様子。パワーはありそうですが……そもそも人出が足りないのか、戦術方面にはあまり長けていないのか。

彼の知識テキストには戦闘スキルが高くて隊長に抜擢された、とあります。

「この地の んんっ レッドオークは全部 んんあ 討伐せねばならない」

立派な志です。でもその志もとい目標があまり身の丈や現状に合わないのはあまりよろしくありません。命のかかっている戦場ならなおさらですね。

誰かの小言による人物評が確かなら、ヴィッテロは直情型というか、部下そのものや部下の努力の日々といったものを信じすぎる節のある人物なのかもしれませんね。人情派な教官らしいといえばらしいです。

彼が知るべきなのは、100人200人の新兵よりも1人の熟練者や天才が戦況を左右するということは多々あるといった類のある種の非情な現実観なのかもしれません。

クリフという英雄が傍にいたためか、あんまり自分の実力を過信している感じはないので、そこは彼の美徳なのですけどね。

「クリフを知っているか ぇいっ 俺が知っているセレンディア最高の んん~~ぇい! 将軍だ」

彼はいい人です。( `ー´)ノ 英雄であるにせよ、その人の実力を素直に褒められるのはいいことです。

上のは、メインクエストを進めていくと会うことになるレッドオークに囲まれた兵士の遺言のようなものですが、ヴィッテロの慕われっぷりがうかがえる場面です。

出来ることなら死んでほしくありませんが……物語の常として、人情派な人々は物語を盛り上げるために死ぬことは多々あります。物語において、復讐は花形です。